西条柿の収穫──実りの重みと、しなやかな木の力

家庭菜園

夫と二人暮らしの60代主婦です。  
草取りが好きで、自分がきれいにした場所を見ると、とても晴れやかな気分になります。
草取り、家庭菜園、庭仕事、日々の暮らしについて、写真と一緒に綴っています。
草取りが好きな方、土いじりが好きな方と共感できれば嬉しいです

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柿の実の重みと、木のしなやかさ

今日は、干し柿用の西条柿を収穫しました。

実の重みで枝が地球の中心へ引っ張られていることが実感できます。
その重みにも負けず、折れずに支える木の柔らかさと強さ──その姿に憧れます。

たわわな実を収穫

上の実から採ろうか、下の実からにしようか迷いましたが、
今日はすぐに収穫できる下の方からにしました。

今年は枝という枝にたくさんの実がついています。
まずは枝ごと切りました。重いです。落とさないように気をつけました。

以前は、高枝鋏を上手く使えず、柿をお落とし続けました。拾ってみると、当然ながら、傷だらけでした。

そして、実の選別。大きな柿を選び、丁寧にTの形に枝を整えます。

形のよい大きな柿は、そっと箱に並べてお隣さんへ。
「大きい柿の実、ありがとう!」と、笑顔が返ってくる瞬間がうれしいです。

秋の恵みを分かち合う

台風も来ることなく、今年は“当たり年”のようです。
いくつ収穫できるのか、楽しみが膨らみます。

収穫していると、熟柿も数個ありました。鳥に食べられた跡が残るものはポイ。
熟柿好きなご近所さんに、今年初のお味をお裾分けしました。

叔父の柿の木、100年の風格

まもなく、叔父の家の干し柿作りの手伝いも始まります。
叔父の柿の木は樹齢100年以上。折れたり、腐ったりしながらも堂々と立っています。

叔父夫婦もさらに高齢になり、庭の世話も大変です。
昔は1,000個単位で干し柿を作ったそうです。
60代、70代の頃は研究熱心で、いろいろ試していたとか。

今年も、干し柿作りともに、ゆっくりと秋の時間を味わいたいと思います。

今日の一句

「実の重み 支える枝の しなやかさ」

今回もお読みいただき、ありがとうございました。
これからも、日々の暮らしや小さな喜びを、ゆるりと綴ってまいります。
また、ふらりと遊びに来ていただけたら嬉しいです。🍀

コメント

  1. もも より:

    叔父様御夫婦のご様子が伝わる気がしました。

    大切に育てられた柿の木と試行錯誤の中で得られた知識は、頭が下がる思いです。

    お元気でいて欲しい、と心から願います。

    • ももさん
      ありがとうございます。💖

      明日、叔父夫婦のお使いして、干し柿用の柿を収穫するかもしれません。
      我が家の柿の木と違って、手が届くところには一つもありません。

      見上げるところにしかありません。😓
      首を痛めないように気をつけます。😅